日本で唯一のオーガニックワイン専門店「マヴィ」。
NPOヨーロッパオーガニック食品普及協会理事でもある、田村安さんが店主です。
田村さんは元エリート海外駐在員。ドイツ・フランスに駐在し、アルファロメオ5台所有、地下にはワイン倉庫のある優雅な生活をしていらっしゃったそうですが・・
ある日、素晴らしくおいしいワインに出逢い、あとでそれがオーガニックワイン
だと気づき、おいしいワインを追求する一方、現代のワイン醸造が驚くほど
本来の姿から離れてしまっていることを知ることになったそうです。
例えば、ある日田村さんが取引先のフランス大手香料メーカーのショールーム
ではなんと、全てのワイン生産地の「香料」が揃えられており、有名なメーカーから組合まで、ほとんどの生産者が顧客なんだそうです。
「○○年の○○地方のワインだね」とピタリと言い当てるのが自慢だったそうですが、
それが「香料」で作られたニセモノの味だったという驚愕の事実を目の当たりにした
ことにより人生の大転換を決意。
会社を辞め、オーガニックワインを専門に扱う会社を設立されたそうです。
設立にあたり周りからは「商売にならないよ」と大反対されたそうですが、今では「本当においしくて本当に安全で本当のワインを売るお店」として絶大な支持を得ていらっしゃいます。
赤坂にあるお店ではたくさんの種類のワインが店頭に並んでいます。
でも!実は、店頭のワインは本物ではないんです。
中身は焼酎に色をつけたものだそうです。
どういうことかと言いますと、オーガニックワインは温度調整が大切なため、マヴィでは1本1本きちんとワインセラーにて管理しています。
ご購入が決まったら奥のセラーから大切に運んできていただける、という
わけです。
(ということは、よく酒屋で軒先に置かれ販売されているワインって・・)
各地にマヴィのワインを扱うショップ、レストランがあるそうですが、取引
条件は「きちんと温度管理すること」。できない場合はお断りされるそうです。
そんな熱い情熱と深い愛情をと厳しい選択眼を持って、生産者が大切に作り上げた
オーガニックワインを販売していらっしゃいます。
我が家もよくマヴィさんのワインをいただきますが(通販もあり!)、どれも本当においしくて、決してハズレがありません。
そして、普通に売ってるワインのように化学物質からできた酸化防止剤や保存料が
入っていないので少々飲みすぎても翌日頭が痛くなることはありません。
実際私も、初めてそれを体験したときは驚きました。
最近、元食品添加物会社勤務の阿部氏による書籍「食品の裏側」が話題ですが、
ワインにもいろいろな添加物が入れられていることを、ぜひ知ってほしいと
思いました。
マヴィでは毎月オーガニックワイン講座を開催中ですので、ご興味がある方はぜひ! 田村さんのわかりやすいお話に、とても人気の講座です。
また、著書「オーガニックワインの本」もお勧めです。
